2019/3/7
ヴィトンの定番「リポーター」は買取価格も高騰中?
古くから変わらぬ人気を誇る有名なハイブランド「Louis Vuitton(ルイヴィトン)」。
高級レザーを用いた革製品はシンプルで使い勝手がよく、幅広い世代に愛されるデザインが魅力のブランドです。
そんなLouis Vuitton(ルイヴィトン)は、買取市場においても非常に人気が高く、中古でも多くのアイテムが流通しています。
簡単には手に入らない高級品なので、「中古でお得で購入したい」「買取で高額査定を狙いたい」という人も多いでしょう。
そこで今回は、Louis Vuitton(ルイヴィトン)の買取傾向についてまとめてみました。
ブランドの定番人気バッグである「リポーター」にスポットを当てて、ご紹介していきます。
目次
ルイヴィトンではバッグが一番高く売れる!
Louis Vuitton(ルイヴィトン)は、もともとトランクに上質なレザーを施した旅行用バッグのブランドとして誕生しましたが、現在ではその巧みなレザー使いによって様々なアイテムを展開しています。
バッグや財布、アクセサリー、時計などがありますが、やはり一番人気なのは「バッグ」。
男女問わず持ちやすいことや、流行に影響されない普遍的なデザインであることから、Louis Vuitton(ルイヴィトン)の定番人気アイテムと言えます。
買取市場においても、Louis Vuitton(ルイヴィトン)のアイテムが高値で取引されていますが、中でもバッグの買取率は非常に高く、新品で人気のモデルであれば定価の約80%、中古品であっても40%~60%という高い買取率を誇っています。
他の有名なブランドと比較してみると、
シャネル:20%~40%
エルメス:30%~50%
このように、Louis Vuitton(ルイヴィトン)の買取率がいかに高いかが分かります。
さらに、Louis Vuitton(ルイヴィトン)のバッグ買取の場合、プレミアモデルも多数存在し、希少価値が高いものは定価以上の値段が付くケースも珍しくありません。
バッグのモデルや商品の状態によっても買取率は異なりますが、中古市場で安定して高価買取ができるのはLouis Vuitton(ルイヴィトン)が一番です。
ルイヴィトンのバッグの査定基準
Louis Vuitton(ルイヴィトン)は買取市場でも高い人気を誇っていますが、どのような基準で査定が行われているのでしょうか?
Louis Vuitton(ルイヴィトン)の査定時には、以下の項目で買取価格を決定しています。
・モデル
・ライン(柄)
・製造年
・保存状態
・付属品の有無
Louis Vuitton(ルイヴィトン)では、バッグひとつみても非常にバリエーションが多く、デザイン種類も「ダミエ」「モノグラム」以外にもたくさん存在しています。
そのため、買取時にはバッグの状態はもちろんですが、「人気のあるモデルであるかどうか」が重要となっています。
珍しいモデルよりも定番が人気
Louis Vuitton(ルイヴィトン)では、限定品やコラボレーション商品も多数発売されています。
もちろん、これらは希少価値が高いことから、流行のシーズンに売却すれば高価買取が期待できるといえます。
しかし、このような珍しいアイテムは流行に流されやすいという側面があるため、売却のタイミングによっては価値がなくなっているケースも少なくありません。
その点を考えても、やはり最も高く売れやすいのは普遍的なデザインである「定番モデル」「人気ライン」のバッグと言えるでしょう。
ルイヴィトンのバッグの形で人気が高いのは
・ハンドバッグ
・ショルダーバッグ
が挙げられます。中でも「ネヴァーフル」「スピーディバンドリエール」「モンテーニュ」は高額買取が期待できます。
人気ラインについては、
・ダミエ
・モノグラム
・エピ
・タイガ
などが挙げられるでしょう。
製造年は新しい方がよい
Louis Vuitton(ルイヴィトン)は同じモデルであっても若干のモデルチェンジが行われています。
そのため、昔からある定番モデルであっても、製造年が新しい方が買取額が高く付きやすい傾向があります。
しかし、新品であれば必ず高価買取が出来るという訳ではありません。
中古市場で流通量の多いバッグに関しては、在庫数が安定していることを理由に買取額が大幅に高くなることはほとんどなく、どの買取店でも安定した買取率となっています。
そのため、希少価値が高く、中古でも入荷すればすぐに売れるような人気バッグであれば、新品でなくても高値が付く場合もあります。
ルイヴィトン「リポーター」の人気
Louis Vuitton(ルイヴィトン)のバッグは、中古市場でも人気が高く高価買取が狙えるアイテムだと分かりました。
では、今回のメインテーマである「リポーター」はどうなのでしょうか?
リポーターとは、Louis Vuitton(ルイヴィトン)が古くから発売されている定番モデルで、カメラバッグのような形が特徴的なショルダーバッグです。
コンパクトでありながら収納力が高く、革の質や細かなディティールにもこだわり抜いて作られています。肩掛けできる程よいサイズのショルダーバッグですので、財布や化粧ポーチ、手帳などを持ち歩く人に愛用されています。
このリポーターの定価販売価格は15万前後となっており、Louis Vuitton(ルイヴィトン)のバッグの中でもミドルクラスの値段設定となります。
しかし、長年愛用できる定番のデザインであることから「中古で購入したい!」という人も多く、買取額は高め。
主なライン展開は
・モノグラム
・ダミエ
・タイガ
となっています。
モノグラムとダミエの需要が高いですが、モノグラムは使用しているヌメ革の性質によって経年劣化しやすいため、劣化が目立ちにくいダミエやタイガを選ぶ人が多い傾向にあります。
リポーターの買取相場は?
ブランドの定番バッグの「リポーター」は、どれくらいの価格で売却できるのでしょうか?
リポーターの買取率は、ラインの違いや商品の状態によって異なりますが、中古での買取相場は30%~50%くらいが平均となっています。
定価が15万円前後であるのに対し、買取相場は以下となります。
新品同様:約6万円~8万円
中古品(良好):約2万円~5万円
中古品(普通以下):約5千円~1万円
新品同様のリポーターであれば定価の半値で買取できることもあり、多少革に傷や汚れがある場合でも、値段が付かないということはまず無いでしょう。
なお、ラインについてはモノグラムよりも「ダミエ」「タイガ」の方が買取額が若干高くなる傾向があります。
ルイヴィトンは汚れやキズがあっても買取が可能!
Louis Vuitton(ルイヴィトン)の買取の特徴として、汚れがあっても買取しやすいことが挙げられます。
一般的なブランド品であれば、革の汚れやキズがある場合、価値が下がりやすく、買取価格にも大きく影響します。汚れが酷いときは買取不可になるケースもあり、商品の状態は重要な査定基準となっています。
一方、Louis Vuitton(ルイヴィトン)では、多少状態が悪い商品であっても中古でお得に購入したいというユーザーが多く、汚れやキズがあっても買取が可能です。
Louis Vuitton(ルイヴィトン)は革製品ですので、査定時には以下のポイントがチェックされます。
・革のベタつき
・革の雨シミ
・バッグの角擦れ
・ハンドル部分の黒ずみ
・革の色焼け
・内側の汚れ
・金具の汚れやサビ
・内側に染み付いたニオイ
・糸のほつれ
Louis Vuitton(ルイヴィトン)のバッグに使用されるヌメ革は、経年劣化や保存状態によって色焼けが起こることがあり、ヴェルニなどのビニール素材のものはべたつきが出てくることもあります。
このような状態のバッグでも買取ができることがほとんどですが、状態が良いものに比べると査定額は下がってしまいます。
特に革の光沢や汚れが無いかは重要な査定基準となるので、自分で掃除ができる部分は綺麗な状態にしておくことをおすすめします。
「リポーター」を高く売るためにできること
Louis Vuitton(ルイヴィトン)のバッグは、他のブランドに比べても高価買取が期待できるブランドです。
ラインや商品の状態によっても査定額は異なりますが、人気の高く定番のバッグであれば、多少状態が悪くても買取が可能です。
しかし、さらに高い査定を狙うなら、買取額アップのためにするべきことがあります。
1円でも高く売りたい!という人は、手間を惜しまず以下のことに気を付けて買取に挑みましょう。
領収書があれば必ずつける
Louis Vuitton(ルイヴィトン)は世界でも絶大な人気を誇るブランドのため、残念ながら偽物が多く出回っているのが現状です。
そのため、買取店は偽物を掴まされないよう細心の注意を払っており、査定基準も非常に厳しくなっています。
しかし、Louis Vuitton(ルイヴィトン)は他のシャネルやエルメスなどと違い、本物であることを証明する「保証書(ギャランティカード)」はついていません。
高級ブランドには珍しいですが、保証書が無い以上、お持ちのバッグが本物だと証明するためには、購入時もらう「領収書」がカギとなります。
正規店で購入したと分かる領収書があれば、買取店の信頼を得ることができるでしょう。
偽物品の中には、肉眼で分かるような粗悪品もありますが、精巧にコピーされているクオリティの高い偽物も存在します。
領収書が無く、本物という判断ができない場合、買取店が損をしないために買取不可にしたり、大幅減額する可能性があります。
それだけ領収書が重要ということです。
付属品があればなお良し
Louis Vuitton(ルイヴィトン)のバッグを購入すると、様々な付属品が付いてきます。
一見付属品は必要ないのでは?と思いがちですが、買取では付属品がとても重要なのです。
Louis Vuitton(ルイヴィトン)の付属品には、以下のようなものがあります。
・外箱
・保存袋
主な付属品は上記2点となります。
バッグが収納されている袋ですが、あるのと無いのでは買取価格に大きく影響します。
購入したものは、一式大事に保管しておくことをおすすめします。
他のブランド品も一緒に持ち込む
買取店の多くでは、1点よりも複数店のアイテムを持ち込んだ方が買取額がアップすることがあります。
まとめ売りを理由に査定額アップの交渉もしやすくなるため、Louis Vuitton(ルイヴィトン)以外のブランド品をお持ちの方は、一緒に買取に出すのがお得です。
なお、買取エージェントでもまとめ売りで買取額をアップさせていただいておりますので、査定の際は不要な商品をお持ちくださいませ。
売りたいと思ったら早めに売ろう
Louis Vuitton(ルイヴィトン)では、次々と新しいモデルやデザインのバッグが発表されています。
トレンドを重視したバッグもあるため、買取に出すタイミングも重要となります。
昔のバッグの方がプレミアがつくのでは?と考えてクローゼットに閉まっている人もいますが、これは大間違い。
Louis Vuitton(ルイヴィトン)のバッグは新しく発売されたものの方が高値が付きます。
また、クローゼットやタンスに閉まったままでいると、バッグの状態がどんどん劣化していき、故障の原因にもなります。
Louis Vuitton(ルイヴィトン)を売るときは、できるだけ早く、状態のいいときに売ることがポイントです。
まとめ
Louis Vuitton(ルイヴィトン)の定番ショルダーバッグである「リポーター」は、中古での需要が高いことから高額買取が期待できるアイテムです。
使い勝手がよく男女問わず持てるデザインですので、流行に左右されにくく、今後も安定した人気があると予想されます。
ただし、古くからの定番デザインであるため、中古での流通量も安定しています。ラインやモデルによって急激な価格上昇は見込めません。
それでも買取率は30%~50%は見込めるため、ブランド品の中では高価買取が狙えるバッグと言えるでしょう。
付属品の有無や商品の状態も大きく査定に影響するため、高く売るためのポイントを抑えて買取に出すようにしましょう。
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