偽物は買取不可！？ブランドアイテムを買取に出す時の注意点とは？｜買取エージェント

もう使わないからとブランド品を買取に持っていたら、買取を断られたなんて話をたまに聞きます。ブランド買取店は偽物かも知れないと判断したアイテムの買取は基本的に不可となります。それ以外にも買取のときの判断基準などトラブルが巻き起こらないよう買取店に出すときの注意点を把握しておきましょう。買取店のブランドアイテム査定ポイントや買取基準について、詳しくお話していきます。

商標登録しているブランドの偽物アイテムは要注意です。ハイブランドのほとんどは、商標登録されています。そのため、偽物アイテムはブランドの商標権を侵害します。

偽物であることを知りながら、販売すると商標法78条にあたり商標権を直接侵害する行為として、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方を科せられます。さらに本物だと偽って販売すれば刑法246条詐欺罪にあたる、立派な犯罪です。

また販売だけじゃなくオークションなどに出品するのも危険です。偽物アイテムを出品した時点で、販売目的の所持とみなされ商標権の間接侵害にあたります。この場合、商標法78条の2にあたり5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または両方を科せられます。

ただし、偽物と知らず販売した場合は、故意ではないため罪に問われません。ただ落札されなくても出品しただけで商標権を侵害したとみなされるのでとってもリスキーです。本物か偽物かわからない場合は、注意しましょう。

ブランドとして人気があり需要が世界的に高いアイテムは、やはり偽物も多く出回ってしまいます。ここでとくに偽物が多く出回っているといわれているブランドアイテムを紹介します。参考にしてみてください。

・Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)

やはり安定した人気で需要が高いLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)は偽物が多く出回っています。スピーディのような定番のハンドバッグやモノグラム柄をあしらった財布などの小物がとくに多くなっています。さらにLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)×Supreme(シュプリーム)のコラボレーションアイテムは、高額かつ希少価値が高いことから需要があり、偽物アイテムも人気があります。

‐Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)豆知識‐

1854年に、旅行用トランクブランドとして誕生したブランド。ルイ・ヴィトン氏が設立者です。1885年にロンドンに初の店舗を構え、1892年よりハンドバッグの販売を開始。現在のLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のような幅広いアイテムを展開し始めました。日本の家紋からインスピレーションをうけデザインされたモノグラム柄や、初の海外出店先が日本の東京など、日本と縁が深いブランドとなっています。

・ROLEX(ロレックス)

高級時計の王様的存在として君臨しているROLEX(ロレックス)は、そのブランド人気の高さから偽物アイテムが多いです。素材や重厚感は本物と比べると劣りますが、ぱっと見では判断できないほど精巧な作りの偽物がでています。とくに定番のサブマリーナデイトやデイトナなど高価なアイテムの偽物が多く出回っています。

・Hermès(エルメス)

ブランドとして高い人気を誇りながら、高い金額であることからなかなか購入しにくいHermès(エルメス)。手を伸ばせない価格帯ゆえ偽物アイテムの流通が多くなっています。本物そっくりの財布やスカーフだけでなく、Hのブランドロゴだけを取り入れたチープな偽物アイテムまで幅広く存在しています。ですが、やはりHermès(エルメス)とえば、ハンドバッグ界のトップオブトップであるバーキンの人気は高く偽物アイテムも多く出回っています。

偽物と知らずに転売してしまった！オークションに出品していたら訴えられた！なんてことが起きないためにも、本物か偽物かわからないときはネットなどに出品するのは要注意です。

でももういらないから買取に出したいというときは、専属の鑑定士が在籍している買取店へ持っていきましょう。例えば買取エージェントなら平均業界年数9年というベテラン揃いの専属の鑑定士が在籍しています。

経験豊富な鑑定士がしっかり査定したうえで買い取ってくれるので、誤って偽物を転売してしまう恐れはありません！もし自分が持っていたアイテムが偽物でも、査定してもらうだけでは犯罪にならないので大丈夫です。速やかに処分するから自宅で保管してください。

気づかないうちに商標権を侵害してしまわないよう、偽物かも？と思うブランドアイテムの買取は買取エージェントのようなベテラン鑑定士のいるお店へGO。