2019/2/20
ルイ・ヴィトンの製品にシリアルナンバーがない物は偽物!?
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)は数あるラグジュアリーブランドのなかでも、常にトップであり続ける人気の高さ。日本でも需要が高く、若い世代からご年配の方まで幅広く愛用されています。そんな大人気ブランドだからこそ、偽物が出回ることがあります。一見本物と間違えてしまうほど上手にできたコピー商品が流通しています。正規品と照らし合わせてみれば、違いがはっきり分かりやすいですが、やはり素人目では難しいもの。そこで、本物か偽物か判断するための材料の1つとして、〝シリアルナンバー〟が挙げられます。本記事では、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のシリアルナンバーについて、解説していきます。
シリアルナンバーのはじまり
1854年にフランスのパリで創業したLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)。創業当時の製品にはシリアルナンバーがありませんでした。今では当たり前にあるシリアルナンバーですが、1980年から刻印を開始し始めました。刻印を始めた当時は、製品に直接印字されているものもあり、消えやすいことが特徴。しかし、最近の製品は製造工程の途中に刻印されることが多いため、すぐに消えるということはありません。ただし、長く愛用した物や使い方によっては、シリアルナンバーがすれてしまうことがるため、注意してください。
シリアルナンバーの見分け方
年々、コピー商品のクオリティの高さが上がり、本物との区別が付きにくくなっています。コピー商品にもシリアルナンバーが刻印されていることが多くなり、簡単に偽物と判定できません。しかし、コピー商品か区別をするためには、知っておいた方がいい事もあると思います。そこで、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)のシリアルナンバーについて、詳しく解説していきます。
アルファベット
シリアルナンバーにはアルファベットが刻印されていますが、これは製造国(工場)を表しています。
フランス
AN /AR/ AS /BA /BJ /BU /CT /DU /FL/ LW/ MB/ MI/ NO/ RA/ RI /SL/ SP /TH/ SR /VI /A0 /A1/ A2
アメリカ
FH/SD/OS
スペイン
CE
スイス
FA/ D1
ドイツ
LP
修理した場合
DK(正規店で修理した場合のみ)
このように、アルファベットによって製造国が分かります。
数字
アルファベットと一緒に刻印されている数字は、製造年と週を表しています。
年代によって意味合いが変わるため気を付けてください。
1990年以前
3桁~4桁で数字が刻印され、1983年4月製造なら「834」、1983年10月製造なら「8310」と表記されていました。
1990年頃~2006年頃
コピー商品が増えたこともあり、1996年4月なら「0946」、2004年10月製造なら「1004」と少し複雑な並びになりました。
1つ目と3つ目の数字は製造月を表し、2つ目と4つ目は製造年を表しています。
2007年以降
2007年以降は製造年と製造週を表すようになり、2007年14週なら「1047」と表記します。
このように、シリアルナンバーの順番や意味を変えていくことで、偽物との区別化しています。ただし、最初にも記載した通り、コピー商品にもシリアルナンバーが刻印されるようになってきました。そのため、シリアルナンバーだけで偽物か判断できなくなりましたが、知っていて損はないはず!ぜひ、中古品を購入する際などに、参考にして頂ければと思います。
シリアルナンバーの場所
昔はシリアルナンバーがない製品もありましたが、最近の製品にはシリアルナンバーがあります。ただ、どこに刻印されているか見つけづらいこともあり、偽物と勘違いしてしまうこともあると思います。年代や製造国によって、シリアルナンバーの位置が変わるため、「○○にある」と断言はできませんが、参考程度にいくつか場所をご紹介しますので、探す際のヒントにお使いください。
アルマ
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)の大人気シリーズで、女性から大きな支持を得ている「アルマ」。
アルマではポケットの中横側にシリアルナンバーが刻印されていることがあります。
スピーディー
定番シリーズのスピーディーでは、ポケットの裏側にシリアルナンバーが刻印されている可能性があります。
財布
バッグと並ぶ人気商品の財布。財布はシリアルナンバーの場所が分かりにくいです。
長財布が特に見つけづらいので注意!
ポケットの中横側、札入れの中横側、ポケットの横側(奥あたり)、カード入れの横側などに
刻印されている可能性がありますので、チェックしてみてください。
このように、製品によって場所が大きく変わります。そのほとんどが見つけづらい場所に刻印されており、素材によってはさらに分かりにくくなります。素人目で見つけられない場合は、正規店やLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)に詳しい鑑定士のいる買取店で見つけてもらいましょう。
売却したいけど偽物か分からない
売却する方法は沢山あります。最近では、個人での売買が目立ってきていますが、トラブルが絶えないもの。実際に、コピー商品と間違われて、売却できなかったケースも見受けられます。そのため、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)の売却をする際は、買取店がおすすめ。プロの鑑定士であれば、シリアルナンバーの場所を見つけることができ、本物か偽物かの鑑定も行えます。また、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)の買取を強化していれば、個人で売るよりも断然お得に売却できます。
買取エージェントがおすすめ
Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)の売却には買取実績が豊富な買取エージェントがおすすめです。過去には高価買取が多数あり、お客様満足度も高め。偽物かの判断も、経験と知識が豊富な鑑定士が見極めます。充実した買取方法や諸費用が一切掛からないなど、お得なサービスも沢山あるので、ぜひ1度ご相談してはいかがでしょうか。
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