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2019/2/19

コピー商品に騙されないために!ルイ・ヴィトンの偽物見分け方を伝授!

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独特なデザインが特徴的な老舗ハイブランドLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)は1860年代頃からコピー商品の流通に悩まされてきました。

今回は世の中に多く出回っているコピー商品の見分け方をご紹介します。

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)オリジナルの素材の誕生

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)オリジナルの素材の誕生のイメージ画像

世界で初めて旅行用カバンの専門店として創設され、防水性や耐久性に優れたトランクを展開し事業を拡大してきました。しかし1860年頃からLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のブランドを模したアイテムが低価格で流通することになり、模倣品を防止するブランドオリジナルの素材を考案していくようになります。まずベージュと赤の2色で色づけされた「Striped Canvas」というデザインを展開するもののすぐにコピー商品が出回ることになってしまいます。それからブランド2代目の社長となるジョルジュによってブランド名が入った「ダミエ・ライン」が考案されます。2019年現在も「ダミエアズール・ライン」や「ダミエ グラフィット・ライン」などが展開されるほど優れた素材となり、商標登録まで行いましたが再びコピー商品は消えることはありませんでした。1896年、ダミエ・ラインのコピー商品が出回り続けたことでジョルジュは新たなデザインを考案します。それこそがブランドのシンボルとなる「モノグラム・ライン」です。ブランド名を表した「LV」というマークに厳密に揃えられた模様が特徴的で日本人はもちろん世界中から愛されるブランドへと成長を遂げていきます。世界的に見てもLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のアイテムはコピー商品が多く出回っており、近年ではイニシャルやストライプ模様を付け足すことができるオプションをLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)側が提供し、転売や模倣品の製作が助長されないように思考が凝らされています。それでも絶えることもなくコピー商品は出回っていますが、コピー商品に押されることなくビジネスとしてLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)は成功を収めています。

①ブランドのロゴ

①ブランドのロゴのイメージ画像

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のアイテムには全てにブランドロゴが刻まれています。ここで注目すべき文字は「L」と「O」です。

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の頭文字「L」は現行しているアイテムでは少し横線が短く刻まれています。そして2文字ある「O」は現行しているアイテムでは限りなく円状に近い「O」が刻まれています。コピー商品の多くは数字の「0」やアルファベットの「O」で作られているため丁寧に確認してみて下さい。もちろん、ロゴがまっすぐに刻まれていないものやフォントの種類がバラバラなものだったり縫製にロゴが被っているものなどもコピー商品に値します。

LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のロゴマークは正規品であれば真っ直ぐ縫製に被らない状態で刻まれています。

②シリアルナンバー

②シリアルナンバーのイメージ画像

正規品のシリアルナンバーは「製造された国のアルファベット2文字」+「製造年」+「製造月」で刻まれています。アイテムによって刻まれている場所はいろいろあり、タグの部分や底面などのアイテムそのものに刻まれているものもあります。

製造された国のアルファベット2文字

・フランス

AN / AR / AS / BA / BJ / BU / CT / DU / FL / LW / MB / MI / NO / RA / RI / SL / SP / TH / SR / VI /

A0 / A1 / A2

・アメリカ

FH / SD / OS

・スペイン

CA / LO / LB / LM

・イタリア

CE

・スイス

FA / D1

・ドイツ

LP

・リペアサービスを受けた場合

DK

製造年+製造月

・1990年より前

年を2桁、最後に月を表して3桁か4桁で刻まれています

例:863 → 1986年3月

・1990年~2006年の間

最初と3番目の数字で月、2番目の数字と最後の数字で年を表しています

例:0045 → 2005年4月

・2007年~

最初と3番目の数字で週、2番目と最後の数字で年を表しています

例:2028 → 2008年の第22週目

③ビス

③ビスのイメージ画像

カバンや財布、キーケースなどに多く見られる金具部分もLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の正規品はこだわり抜かれています。ビス本体に立体感があり、はっきりと「LOUIS VUITTON」とブランド名が刻まれています。縫製にはもちろん重ならないように作られ、少しくすんだ輝きをしています。コピー商品なら立体感がなくつぶれた形で縫い付けられ、ブランド名のフォントが潰れて刻まれていた李します。安いメッキ独特のピカピカと光を放つ輝き方をしているビスも要注意です。LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)の金具部分の輝きは独特な鈍い輝き方をしています。

④ファスナー

④ファスナーのイメージ画像

ダブルファスナーのアイテムも多く展開されているLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)はファスナーにも刻印があります。「LV」というブランドオリジナルロゴが刻まれメッキにムラがなく塗られています。コピー商品は刻まれている文字の周りが凹んでいたり、メッキの塗り方に統一感がないものがあります。文字で「LOUIS VUITTON」と刻まれているファスナーも存在しますが同じようにメッキの塗り方や凹みを確認してください。

コピー商品は買取不可

コピー商品は買取不可のイメージ画像

買取エージェントを含む多くの買取業者ではコピー商品の買取をお断りしております。在籍している鑑定士たちは豊富な経験と鍛えられた観察眼でアイテムの価値を見極め、違和感のあるアイテムは誠に申し訳ありませんが買取を断らせていただくことがございます。買取エージェントでは買取をお断りさせていただくアイテムがございます。もちろんお断りさせていただいたアイテムの全てが「偽物」ではなく、本物と若干の違いなどを感じた場合は偽物品の流通を防ぐためにも万が一を考え、お断りさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願い致します。また正規品だと鑑定されたLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のアイテムは高額取引も多数実績にございます。LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のアイテムの買取をご検討中の方はぜひご相談下さい。

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